味・香りのバランスが良く、飲みやすさが特徴のお茶です。水色(お茶の色)が美しく、コストパフォーマンスの高さにも定評があります。
クセが少ないので、お食事用のお茶として使用される方もいらっしゃるようです。
【内容量(1袋あたり)】100g
【包装】袋
【原材料名】緑茶
【賞味期限】12ヶ月
代表茶師がゆたかみどりの品質を吟味
代表茶師が、甘み、渋み、深み、香り、口当たりなど、さまざまな角度から吟味を重ねてより分けたゆたかみどりの茶葉は、「いにしへ/萬両/千両/百両」という4段階に選別されます。
千両は毎日の一杯に。萬両はお客様ご訪問時に。いにしへはご贈答用に……など、用途にあわせてお選びいただければと思います。また、至高のお茶「ゆたかみどり 極」は、気候条件・育成状況によって、ご用意できない年がございます。
「ゆたかみどり」の味を決める「被覆」と「深蒸し」、そして「火入れ」
私たちの「ゆたかみどり」を、緑茶として馴染み深い「やぶきた」と同じ生産・加工方法でお茶に仕上げても、良い味になりません。そこには特別な技術が必要となります。
具体的には、被覆(収穫1週間前くらいから、黒い覆いを茶園に被せること)と深蒸し(収穫した葉を、たくさんの蒸気で蒸すこと)、そして熟練の職人による「火入れ」の技術が、「ゆたかみどり」の美味しさを生み出すカギとなります。
■「被覆」の技術
一番茶新葉の効果抑制及び、渋味の減少、美しい濃緑の水色を生み出すために、摘採の1週間前から遮光率60%の黒バロンなどで直接・間接 「被覆」を行う。
■「深蒸し」の技術
生茶葉から煎茶を造る最初の工程、「蒸し」の時間を1分から3分程度と長くする。その長い蒸し時間によって、茶葉からの滲出成分が通常の煎茶より多くなり、濃くまろやかな味わいとなる。
■「火入れ」の技術
火入れ専門の技術者が、その年の出来や、農家さん、産地の特徴を見極め、長年の経験によって培われた焙煎技術により、ゆたかみどりの香りとうまみを引き出す。
「深蒸し茶」が健康に良い理由
NHKのテレビ番組「ためしてガッテン」で紹介され、一気に全国で有名になった深蒸し茶の健康効果。 番組で深蒸し茶内の成分を調べたところ、普通のお茶にはほとんど含まれない健康成分を発見したといいます。それは、βカロテン、ビタミンEとクロロフィル。
βカロテンには抗酸化作用、ビタミンEには血行促進作用や免疫機能改善効果、クロロフィルには腸内環境を整える働きがあります。番組では、緑茶が悪玉コレステロール値の改善やガン予防に効果があるとしており、深蒸し茶は“おいしさ”だけでなく、“健康”といった側面からも大きな注目を集めています。